皆さんは、本やパンフレット等に載っている写真で、ちょっと変な写真に出くわしたことはないだろうか。
筆者の場合、これまでに幾度か変な写真を見たことがある。ダイビングに関係あるもの、ないもの含めていくつか例を紹介しよう。
1.素足にストラップタイプのフィン
リゾートのパンフレットや雑誌などで、素足のモデルのお姉さんが素足にストラップタイプのフィンを履いてシュノーケリングをしている(あるいはそのような雰囲気)というもの。最近は見なくなったが、しばらく前までは時たま見たことがある。スタイリストがダイビングやシュノーケリングのことを良く知らないような場合は、こういう写真が出来るのだろうか。
中には、素足にストラップタイプのフィンを履きタンク背負って潜ってしまっているものもあった。潜っているモデルさんは足首が痛くならなかったのだろうか?ちゃんとフィンキックできるのだろうか?
これと似た例で、素足のモデルさんがストラップタイプのフィンとマスクを持って砂浜を歩いているというのもがある。何処を見てもブーツが出てこない。ブーツだけ何処かに置いてくるというのは考えられないので、これもちょっと変な写真だ。
2.ウェットスーツの着方が変!
これは一時期有名だったと思うが、もう10年は前のこと、文月涼著「水中デジカメ入門」に、当時売り出し中だった安めぐみがモデルとして出ていて、安めぐみがウェットスーツを前後逆に着ているもの。
安めぐみはその後、NTV「行列のできる法律相談所」で出演者に苛められていると思ったら、「お嫁さんにしたい女性タレントNO.1」になって、東貴博と結婚しちゃった。なお、文月涼氏は最近政治家に転身したらしい。
3.写真の「裏焼き」
これはダイビング関連に限ったことではない。写真を焼き付けるときにフィルムの表裏を逆にしてしまうと左右が逆の写真になってしまう。今は商業用写真の殆どがデジタル化されたであろうから起きないだろうと思うが、かつては時たま見られたもの。
確か15年くらい前のことだが、某ダイビング誌でアメリカン航空の旅客機の写真が裏焼きになっていることに気がついて、編集部に連絡したことがあった。
ダイビング関連外で見たことがあるのは、確か30年くらい前だが、駅の「みどりの窓口」に置いてあった乗車券入れに印刷されていた「特急踊り子号」の写真が裏焼きであった。
他人の失敗のあら探しを勧める訳ではないが、たまには「目と頭の運動」でパンフレット等の写真をじっくり見てみるのもよいかもしれない。ちょっと変な部分はなくても、新発見があるかもしれませんぞ!!
文責:折原 俊哉(会員)
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