地球の潜り方
その20 =体には気をつけよう!=
食欲の秋である!!
以前のコラムでダイエットを取り上げたが、今回はこまめな健康管理を取り上げてみたい。毎日数分の運動でも長期間実行すれば効果があるものが多い。また、老後を考えると出来れば矯正しておいた方がよいものもある。以下は、筆者が見たこと、聞いたこと、読んだことの抜粋である。参考になれば幸いである。
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このコラムの内容は、以下の雑誌、テレビ番組からの情報があります。但し、詳細情報(○年○月号、○月○日放送、等々)は忘れてしまいました。この点は容赦下さい。なお、”ガセビア”はない筈ですが、もし”ガセビア”の疑いのある部分がありましたら、面倒でも筆者宛に連絡願います。
・月刊ダイビングワールド
・月刊ダイバー
・ためしてガッテン(NHK)
・発掘!あるある大事典(CX系)
・特命リサーチ200X(NTV系、既に終了)
1.ちょこまかと体を動かし気分転換と体調チェック
「継続的な運動が必要!」と言われてもなかなか出来ないことが多い。そこで、心がけるのはこまめに体を動かすこと。通勤時にエスカレーターやエレベーターを使わないよう心がけるのは必要だが、日中も出来れば定期的に体を動かしたい。但し、くたびれるまで運動するのは日常業務に影響が出やすいので、激しい運動は避けた方がよいし非現実的だろう。
筆者の場合、1日の勤務時間中に約20階分の階段の上り下りをしている。内訳は以下のようなものである。これだけでもある程度は血液滞留(いわゆる”ドロドロ血”)の抑制にはなるそうだ。
出社・退勤時 :玄関と自席の間(3階分)
昼食時 :自席と食堂の間(2階分)
喉が渇いたとき:自席と食堂の給茶器の間(2階分)・・・これを1日に5~6回
社内打合せ等 :3~5階分
体調不良の場合は階段昇降時に何となくからだが重くなるので、体調チェックにもなる。一石二鳥である。
2.肥満は万病のもと、減圧症のもと
肥満は万病のもとであるが、減圧症にもなりやすいようだ。以前に確かダイビングワールド誌かダイバー誌に掲載されていたと思ったが、最大水深が20メートルそこそこ、潜水時間も30分程度の、ごく普通か少々短い潜水時間で減圧症になった例があるそうだ。もちろん急浮上などしていない。この時に原因として考えられたのは、肥満体になったこと及びそれによりスーツがきつすぎたことだそうだ。どの程度きつかったのかはわからないが、体を部分的に圧迫しすぎることも減圧症の原因になりうるらしい。
「久しぶりにスーツを着てみたらえらくきつい・・・」という人は注意した方がよいのかもしれない。ダイエットを行おうと決心した場合、筆者のコラム「ダイエット」が参考になれば幸いである。
なお、食事の仕方の工夫でもダイエットは可能である。今から4年ほど前に特命リサーチ200X(NTV系)で紹介していた「低インシュリンダイエット」では、食事の際に血糖値を急激に上げるものを取りすぎないことがダイエットにつながることを説明していた。
血糖値を急激に上げる食品は、よく食べるものではパン、米、うどん、トウモロコシ、にんじん、ジャガイモ等である。例えば丼ものが好きな人はそれを控えて定食にするか蕎麦にする、酒の肴にトウモロコシ(バターコーン)、ジャガイモ(ポテトサラダ)を食べることを控える等により、ある程度の効果は得られるようだ。
3.O脚は矯正した方がいい
現在でも日本人は老若男女を問わずO脚が多いようである。(以前に比べれば減っていると思うけど)O脚は見た目の問題ばかりでなく、老後に腰を悪くする確率が高いそうであるので、出来れば矯正した方がよいとのこと。これから「老人ダイバー」が確実に増える中で、腰を悪くしたために体が動かせなくなるのはなるべく避けたいものだ。
以前、発掘!あるある大事典(CX系)で紹介していたが、本格的に矯正するには接骨院に通うのがよいようだが、そこまでしなくてもある程度の効果が得られるのは、後ろ向きに歩く(モンローウォークじゃないよ)ことだそうだ。歩く方向が逆になることで筋肉の使い方も逆になるため、ある程度の矯正効果が期待出来るそうだ。
なお、日本人女性で比較的目立つのは、自分ではX脚(O脚の逆、欧米人に見られる)と思っているが実はO脚の人とのこと。
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後ろ向きに歩いてO脚矯正を行う際は、人通りに注意しましょう。
その他:空きっ腹に烏龍茶を飲むのはやめた方がよい
ダイエットに関連するが、脂肪分分解のため烏龍茶を飲む人も多いだろう。
最近になってある人から伺ったのだが、空腹時に烏龍茶を飲むと胃を痛めるそうである。烏龍茶の通信販売サイトを少し見てみたが、確かにそのようで、烏龍茶が胃液(の一部?)を洗い流すか何かしてしまうそうで、胃が荒れるのだそうだ。飲むなら食中か食後にするべきとのことである。
但し、これは茶葉を買ってきて淹れて飲む場合らしく、PETボトル入り烏龍茶飲料はここまで神経質になる必要はないらしい。(詳しいことは筆者も分からない。)
以上、適切な運動と食事で健康的な生活を維持しよう!
文責:折原 俊哉(会員)