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EbiBlog

恵比寿潜酔会のブログ

セブ・マクタンに行ってきました。

 新型コロナ禍も落ち着き、というより世界中で”気にしない”ことにして暫くたち、筆者も2024年のゴールデンウイークから海外ダイビングを再開することにしました

# 但し、最近の円安による代金上昇や家の事情、ほぼブランクダイバーになっている状況を考慮し、且つあまり強行軍な日程でないところで、のんびりと深くないポイントで潜れる所となると、意外にも少ないものです。
例えばグアムやサイバンの場合、旅行代金はかつての2倍近くになったように見え、サイパンにユナイテッド航空直行便で行く場合はかつてのグアム便の一部のような、深夜にかかる便になるので、候補から除外しました。(注:5月上旬からはダイヤ変更で大分変わり、強行軍的でなくなっています。)

 そうやって見ていき、残ったのはセブ・マクタンでした。行きはセブ着が夕食時間帯、帰りは早朝ホテルチェックアウト・飛行機は朝出発なので許容範囲です。4月30日発の4泊5日・6ダイブとすることで、約20年ぶりのセブ行きを決めたのでした。

1. 約20年ぶりのマクタン・ダイビング
全6本の内訳は以下の通りです。

1日目 ヒルトゥガンで2ダイブ
2日目 マクタンで3ダイブ
3日目 マクタンで1ダイブ

 ヒルトゥガンではちょっと遠目でしたが、お決まりのロウニンアジとツバメウオに遭遇、曇りがちだったせいか、黒い影でしか見えないことが多く、これは少々残念でした。

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 2日目以降のマクタンは天候も回復、中はバッチリ、透視度は20m程度と結構よい状態、お決まりのイワシの群れ、ヒメツバメウオの群れに何度も遭遇し、イワシに巻かれるのは初めてでした。

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 初日のヒルトゥガンも含め、全てのダイビングが水深20メ―トル以浅、慎重に体慣らしのダイビングにしました。
 そういえば、20年前の時は同じチ―厶に明らかに危険なヨ―ヨ―ダイビングをする人がいて見ているだけでヒヤヒヤしましたっけ、今回はそんなことはなく終始安全・のんびりダイビングでした。

2. 客層
 観光客の数ですが、ダイビングショップに伺うと韓国からが圧倒的に多いとのこと。確かにハングルの看板(韓国焼肉の店)が結構目立ちました。日本人客はゴールデンウイークということもあり、そこそこ見かけましたが、連休外だと少ないそうです。

3. ニュータウン内のホテル
 宿泊したのはベルモントホテルという、最近開業したホテルで「マクタンニュータウン」という開発地区内にあります。

#観光客が多数宿泊していましたが、趣はリゾートホテルとは少々異なり高級ビジネスホテル、筆者の部屋はダブルベッドの部屋で広さは不満なし。トランクを広げることができました。
 ホテル全体の温度調節も問題無し、エレベーターホールに温度計があるので確認したところ26度前後の設定、これだと寒いということはなく、就寝時に部屋の個別空調は使わないで丁度よいくらいでした。
 欠点はベランダがないので器材の乾燥は難があることです。この為、ダイビング最終日のみウェットスーツをレンタルしました。
 朝食はツアー代金で付いていましたが、パンやデザートのプチスイ―ツ等を入れて十数種類はあるので数日なら飽きません。このあたりもビジネスホテルっぽいです。

4. 物価上昇
 フィリピンも順調に(?)物価が上昇しているようで、ダイビング初日に一緒になったフィリピン在留邦人の方によると、アパート家賃は契約更新毎にまず1割増を求められるそうで、仕事での雇用契約についても現地従業員から更新毎に給与1割増を求められるそうです。

 食事代は、セブンイレブンのおにぎりが55〜65ペソだったので4月末のレ―トで換算すると日本と同じか少し高め、マクドナルドの「トマト入りチ―ズパ―ガ―」のポテトLサイズ・ドリンクセットが202ペソで日本円に換算すると570円くらい、日本の価格にかなり近くなった感じです。ちなみにビックマックセットは日本円換算で700円超のようです。
この他、マクタンニュータウン内のフ―ドコートで野菜入り焼きビーフンを食べましたがこれが195ペソ、結構いい値段ですね。
 最近はフィリピンから日本への観光客が、「日本の食費は高くない」と話したそうですが、それも頷けます。

5. トランク破損!
 今回、往路のセブ到着時にトランクが破損しました。四隅のうち一箇所が割れてしまいました。(幸い中のダイビング器材は破損無。)
 到着口を出る前にフィリピン航空係員に申し出て破損確認書を作ってもらいました。その後、帰国前々日にフィリピン航空からメールが届き、賠償金は3000ペソ!既に購入後10年以上経っている等々が理由です。ただ、賠償金受け取りは何処に申し出るのか特に書いてありません。そこで、帰国日に現地ツアーガイドさんに事情を話してチェックインカウンターまでご足労をおかけしてしまいました。

# チェックインカウンターのフィリピン航空係員はよくわからないといった返答なので、「帰国後にフィリピン航空の日本国内事務所に連絡を取る」ということでその場は決着・・・、しかし、出国審査後に呼び出し放送が入り、搭乗口近くの案内カウンターで3000ペソを現金で受け取ったのでありました。

 最近の円安の影響をもろにかぶったフィリピン旅行でした。

文責:折原 俊哉(恵比寿潜酔会・懇親会系幹事)