地球の潜り方
その77 食事part3-お腹強いですか、弱いですか、癖がありますか?
今年(2023年)は長く暑い夏であったが、そろそろ(10月)で終わりである。夏バテ気味になった方もおられるかもしれないし、冷たいものの飲みすぎでお腹をおかしくしたという方もおられるかもしれない。
今回は2017年の拙著その58「食事part2」以来の、食事について取り上げたいと思う。
2022年12月24日のオーシャナfacebookに「旅行中、突然訪れる下痢...この原因って?対処法は」という記事があり、Alert Diver Monthlyの2017年3月号と2018年4月号に関連記事が出ているとのことである。
まず頭に浮かぶのは衛生状態によるものである。事実、衛生状態によるものが多いようだが、それを抜きにしても食べ物にも起因があるように思う。これは「傷んだ食べ物を食べたから」ではなく、体質や食習慣等々によるものである。
筆者の場合、海外旅行・海外出張でお腹をこわすというと、出発から大体5~7日目くらいのことが多い。長めのダイビング旅行だとまさに帰国日か帰国前日である。どうも腸内細菌の入れ替わりのような気もするのである。
少し調べてみると、腸内細菌が体の中にいる期間は4~5日くらいだそうなので、まあまあこれと一致する。(医学的に説明できる方がおられたら教えていただきたいと思います。)
あとは、知らず知らずのうちにスパイスのかなり効いたものを食べていて、これにお腹がこらえきれなくなるということかもしれない。
海外ダイビングは熱帯地域に行くことが多い。熱帯地域だから食べ物は傷みやすい、よって、スパイスは「辛味」をあまり感じないものを含め、多く使われる筈である。
筆者の場合、小さいころから薄味のものばかりを食べる習慣で、辛い物は食べる習慣がなかった。 このせいかどうかわからないが、ここ20年くらいの間で、「体に合わないカレー」というものが2例存在した。
1.精肉店のカレー
20年近く前のことだが、筆者の自宅近くの精肉店がカレールウを売り出し、これが美味しいと評判になった。
買ってきて食べたところ、確かにおいしいのだが、お腹がもたれるのであった。
この時はたまたまお腹の調子が良くなかったのだろうと思ったが、しばらく期間がたった後で再び食べる機会があり、同じようにお腹がもたれたのであった。
同居家族でお腹がもたれた人がいなかったので、筆者の体には合わなかったということだと判断し、以降買うのをやめてしまった。
2.有名店のカレー
これは、ここ3年ほど、新型コロナ禍以降の話である。
ここでは名前を伏せるが、某有名店が「巣ごもり需要」を見込んでカレーの通販を開始し、同居家族も食べてみたいと言うので数食分購入して食べてみた。
確かに美味しいのであるが、2回に1回の割合でお腹をこわしてしまうのであった。これも、同居家族はお腹に異常をきたしていない。食べないで捨てるというのは嫌なので、1回で食べる量を半人前よりも少なくし、何回にも分けて食べたのであった。
よくよく思い出してみると、このカレーは10年以上前、出張帰りに食べた別の有名店のカレーと味が近かったのだが、その「別の有名店のカレー」も食べた後でお腹をこわしたのであった。
よって、2つのカレーに共通する「ある風味を出すスパイス」が筆者の体には合わないということなのだろう。
さて、皆さんは上記のような経験をお持ちであろうか?事情に詳しい方がいたら教えてほしい次第である。
注:写真は記事と関係ありません。
参考・引用元:免疫力を高める☆腸内環境を改善する乳酸菌生活
http://improve-immunity.net/lifetime/#45
文責:折原俊哉(恵比寿潜酔会・懇親会系幹事)