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地球の潜り方

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その78:社会貢献ダイビング

 近年(といってももう20年くらい前から)エコツアーが取り上げられることが多くなったが、ダイビングは環境を身近に感じるスポーツだ。
ダイバーのスキルにより、また、海に入る人の数により、環境にどうしても影響を与える。海外では、シパダンやバリカサグ、国内では古くは慶良間のニシバマ、最近では沖縄本島の真栄田岬など、入域制限が行われているか、その予定のあるところも最近は目立つようになってきた。

#  ダイバーの社会貢献、環境貢献は、幼児・児童などへの「海の教育」を除けば、「サンゴ植え付け」「ごみ拾い」などイベント的なものがすぐ思い浮かぶが、しばらく前に「オーシャナ」で「ごみ拾いダイビング」を専門とするダイビングサービスの紹介があり、これにはびっくりしたのであった。料金は特別高いというわけではない。目的がごみ拾いで、初級からいくつかのコースがあって、娯楽性も意識しているように見える。
サイトはこちら→ https://www.dr-blue.okinawa/

 あとは環境調査関連ダイビングだが、これはダイビングショップ主催というものではないが、「リーフチェック」というものがあり、もう25年以上前から活動している。
サイトはこちら→ http://reefcheck.jp/
HPは一部未更新部分があるのだが、活動記録を見ると現在も活動している。学術調査に近い内容にも見え、調査内容にはごみも含むようである。

#筆者はこれまで参加してみたいと思ったことは何度もあるが、残念なことに日程が合わないので参加したことはない。

 このような活動がもっと宣伝されるとよいと思う。人の力は1人だと微々たるものだが、長期間をかけていけば、大きな力になるのだから。

注:写真は記事と関係ありません。
文責:折原俊哉(恵比寿潜酔会・懇親会系幹事)

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