沖縄本部ツアー結果(詳細版)
10月17日から20日までの沖縄本部ツアーの報告です。
今回の沖縄本部ツアーは、大手旅行会社J社のレンタカー付バーゲンツアーに、ダイビングと那覇一泊(船員会館)を加える形で行いました。さて、道中はいかにいかに。
◎10月17日:
15:20より少し前に羽田空港に集合した幹事以下7名は、一路沖縄に向かい、定刻より少し遅れて18:40頃に那覇空港に到着しました。那覇空港でレンタカー会社の送迎バスに乗車し、19:15頃にレンタカー会社営業所に到着・・・、とここまではよかったのですが、ここから車を借りるまでえらく時間がかかりました。
借りた車は、ホンダのステップワゴン、いまどきのレンタカーで、カーナビもETCも付いています。でも荷物スペースがあまりない・・・。7人乗車なので3列シートを全て使いますが、借りた状態では荷物を積むのが大変でした。我々がどうしようか試行錯誤を繰り返している最中、殆どボーッと見ているNレンタカー従業員!コラ!気が利かないぞ!
3列目座席を一部利用する形で何とか荷物を積み終わって営業所を出発したのは20:00過ぎになってしまいました。とにかく本部へ向かうことにし、沖縄自動車道を北上、途中伊芸サービスエリアで夕食をとることにしましたが、レストランが閉店10分前で麺類しか出せないとのことで、沖縄第一食は沖縄そばになったのでありました。宿泊先であるホテルマハイナウェルネスリゾートに到着したのは22:00を過ぎたのでありました。
◎10月18日:
=朝食=
朝食をとりにレストランへ行くと、何やら大混雑!修学旅行生が宿泊していたからということもありますが、家族連れやグループ旅行で賑わっており、場所をとるのが大変なほど!このホテルは海洋博公園に近いということもあると思いますが、結構な賑わいでした。
=いざダイビングへ=
本日はダイビング初日のため、機材レンタルで多少時間がかかることを見込み、早めにダイビングショップ「aquapopo」に向かいました。
お世話になる「aquapopo」はオーナーガイドの清水さんと、ガイドの原村さんの2名体制です。
清水さんはかつて都市型ダイビングショップにおられた方で、幹事とは昔からの知り合いです。本稿筆者もお世話になったことがあり、9年ぶりの再会です。
ショップは渡久地港に面しており、ボートはショップから道路を挟んですぐ目の前に泊めています。ショップからボートまで徒歩30秒以内と大変便利です。車もショップの前に泊められるので、全ての移動が楽に出来ます。(注:道路を横断するときは気をつけてね!)
ショップの建物は、元は飲食店だった(ジャズバーか?)ようで、外装にその当時の面影を残しています。店内には足置きのあるカウンターを残しています。かつてステージがあったとおぼしき部分は機材・荷物置き場としています。なお、ショップとは無関係ですが、ショップ裏手のアパートにお住まいの方の飼い犬が、番犬として機能しているようです。(見慣れない人が港にいると吼える)
さて、肝心の海ですが、北寄りの風が強く水納島へ行くのが精一杯、しかも水納島の港へ入ってしまうと出られなく恐れがあるとのことで、港の沖合いのポイント「ポートサイドNO.2」で1本潜り、瀬底島の南側まで避難したのでありました。ここは大変静かであったので、2本目はこの近くのポイント「ラビリンス」でしたが、潜っている間にうねりが回ってきたため、エキジット時は船が揺れていたのでありました。この後、午後の3本目も瀬底島のポイント「パンプキン」で、水納島には行けない海況でありました。
本コラム筆者は実に15年7ヶ月ぶりに瀬底島で潜ったのでありました。
=これまた久方ぶりの再会=
この日の夕食に向かう前、清水さんの都市型ダイビングショップ勤務時の同僚インストラクターであるN氏とホテルのロビーで再会しました。本稿筆者もかつてお世話になったことがあり、実に13年ぶりの再会でした。N氏は以前と変わっておらず、お元気そうでありました。
この日の夕食は清水さん、原村さんの案内で本部町内の居酒屋に行きました。本部町も以前とはかなり変わった部分もあるようですが、本稿筆者が15年前に行ったバーは今も健在とのお話を清水さんより伺い、少しホッとしたのでありました。
◎10月19日:
この日は朝に雨が降りました。相変わらず風が強く、水納島行きを目指しましたが、海況が悪く途中で断念し瀬底島へ向かい、1本目は「キャメル」で潜りました。「キャメル」はその名の通り、ラクダのコブ型の根があるためこの名が付いています。
2本目は瀬底島から離れ、本部半島沿いに少し南にいったところにある「塩川」で潜りました。この近くにある川の「塩川」は世界でも珍しい、海水と淡水が混ざって流れる川です。川といっても長さは300メートルほどしかないそうです。道路にも案内の看板が出ていますので、時間があれば立ち寄ってみるとよいでしょう。
=やっと荷物スペースを確保=
この日の朝、aquapopoに着いたところで、車の荷物スペースが広がらないものか調べることにしました。というのも、帰路は1人分の荷物が増えるので、置き場所の心配があったのです。
「どれどれ」と車の説明書を見ると、シートのスライド方法がちゃんと載っているではありませんか!これで一件落着となったのでありました。
=美ら海水族館へGO!=
午前中2ダイブの後、昼食をとり、午後は美ら海水族館に行きました。本稿筆者は初めてでありました。日曜日ということもあるかもしれませんが、修学旅行生、団体客、近隣諸国からのお客様で水族館はごったがえしておりました。本稿筆者は初めての入館でしたが、例のジンベイ水槽のアクリル板を見てびっくり!殆ど歪みらしい歪みが見当たりません。さすが!頑張れ!モノづくり日本!
=夕食へGO!=
美ら海水族館の後は、aquapopoに立ち寄り機材を積み込み、那覇へ向けて出発しました。那覇着時点でレンタカー返車期限まで少し時間があったので、まずは宿泊場所である船員会館にチェックインし荷物を降ろし、その後で返車場所であるDFSに向かいました。
DFSからはゆいレールに旭橋まで乗車し、そこからジャッキーステーキハウスへ徒歩移動しました。本稿筆者はジャッキーステーキハウスは初めてでしたが、その混雑ぶりにはびっくりいたしました。
その後は民謡ライブハウス「大城美佐子の店 島思い」へ速やかに移動のはずが・・・、ジャッキーステーキハウスの近くにあるのに、道に迷ってタクシーのお世話になってしまいました。
「島思い」ですが、入り口はあまり目立たないですが、お客さんは遅い時間でもどんどん入ってきます。23:30(しかもこの日は日曜日)を過ぎてある程度の人数がまとまって入ってくるのには驚きました。我々は大城先生が歌うまで粘ろう!と意気込んでおりましたが、この日は大城先生は歌わず、12時過ぎでタイムアップとし、船員会館に戻りました。
◎10月20日:
=朝寝坊と島時間=
最終日は皆で思い切り朝寝坊をすることにしていましたので、朝食は9:00からとりました。その後チェックアウトし、まずは空港へ行き荷物を預けてからゆいレールに牧志まで乗車し、平和通りに向かうことにしました。
牧志駅から平和通りへ行く途中に土産物屋さんやアクセサリー店、楽器店が軒を連ねているので、ついつい立ち止まって見てしまいます。その中でMさんがアクセサリーを買おうとお店に入ったっきり出てこない・・・。トラブルか?値切り交渉白熱化か?と思いきや、単に包装に時間がかかっていただけとのことでした。街中でも島時間です。
=最後の昼食=
その後、公設市場を一巡し、市場2階で昼食をとることにしましたが、この時点で11:30をまわっており、飛行機出発時刻である13:30まで2時間をきっておりました。牧志駅までの移動時間、モノレールの待ち時間と乗車時間、那覇空港駅着後の搭乗口までの移動時間を考えると、12:25には出なければなりません。時間を気にしつつ、沖縄最後の昼食をとったのでありました。
=そして、帰京=
空港に戻った後は、すぐに保安検査を済ませて搭乗口へ移動しました。ここで本稿筆者は職場への土産としてちんすこう(4種類セット)を買いました。
そうこうしているうちに搭乗開始、我々7人は機上の人となったのでありました。
来年の本部ツアーは、今年よりは早く、9月以前に実施する予定です。これは地形ポイントが楽しめる伊江島に行けるのが、真夏を中心とした時期であるためです。
最後に、お世話になりましたaquapopoの清水オーナーと原村さんに、この場を借りて御礼申し上げます。
by Orichan