CP+2019に行って来ました。
3月2日(土)に、パシフィコ横浜他で開催のCP+2019に行って参りました。
フォトイメージングEXPOからこの催しに替わって、はや10年目です。
1.展示の主力はミラーレス
今年のCP+ですが、全体として、ミラーレスや一眼の新製品に重点という感じでした。
ニコン、キャノンがミラーレス用新マウントを発表しており、負けじと富士フィルムも新機種投入、パナソニック、シグマがライカと共同でフルサイズのLマウントアライアンスを発表と、主要な話題はミラーレス機絡みのように感じました。
2.気を吐くコンパクト2種
暫く前まで、それなりに展示・説明コーナーがあったコンパクト機の展示は少なく、水中写真やスナップが撮影の中心の方にはちょっと寂しかったかなと感じました。
その中で注目は、リコーのGRⅢとTHETA Z1です。コンパクト機で大々的に宣伝していたように見えるのはこれくらいでした。
THETA Z1は昨年のCP+リポートで紹介したTHETA Ⅴの後に続く機種で、画像素子が大型化し1インチの画像素子を搭載しています。水中ハウジングは2019年3月時点では用意されていませんが、話を伺うと企画は進んでいるとのことです。
GRⅢはGRⅡの後継機種です。モデルチェンジすると若干大きくなる場合が多いと思いますが、GRⅢはGRⅡより少し小さくなっています。最近はスマートフォンに押されて影の薄いコンパクト機ですが、こういうところはもっと取り上げられていいのではないかと思います。
3.スマホアクセサリー
近年充実のスマホアクセサリーはどんどん充実しているようで、今回もスマホ用グリップ等々の展示がありました。プロ・マニア向けに見えるものもありましたが、miggo社のPICTARのように、おしゃれと実用性を楽しむようなものもありました。これは、単にグリップになるだけではなく、半押し可能なシャッターボタン、露出補正ホイール、ズームスイッチ、三脚穴などが付いています。
4.中古カメラフェア&フォトアクセサリーアウトレット
中古カメラフェア&フォトアクセサリーアウトレットは例年通り賑わっておりました。
特に中古カメラフェアについては「コンシュルジュ」がいて、希望のカメラ・レンズを伝えると、場内放送で出店者に在庫あるか呼びかけをしてくれます。これ、少々恥ずかしいと感じる人がいるかもしれませんが、目当てのものが見つかるとうれしいですね。
5.御苗場の「珍客」
御苗場は今年も大桟橋ホールで開催。毎年そうですが、「サークル発表会」の雰囲気です。写真の展示の仕方も自由な発想で、既成概念にとらわれずにできます。これは大事にしたいですね。
この日はたまたまですが、三菱重工製の客船「ダイヤモンドプリンセス」が停泊中。これまた絵になりました。桟橋と船だからやっぱり絵になります。CP+の入場証を付けている人を中心に、写真を撮る人が多数でした。
6.フィルムは大丈夫ですか?
昔からニコノスやモーターマリン等で写真を撮っている人は、フィルムの保管が気になるところ。筆者もその一人です。筆者の場合、5年前から順次デジタル化していますが、残念なことに酢酸臭を発してしまっているフィルムがあります。今回は、フィルム劣化対策剤の展示もありました。通販で購入可能とのことですので、気になる方は是非!
7.最後は恒例の写真
最後は恒例のミーハー写真少々です。
来年は2月27日(木)~3月1日(日)の開催です。
文責:折原 俊哉(恵比寿潜酔会・懇親会系幹事)