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恵比寿潜酔会のブログ
宮古島定食紀行
折原です。
当初、7月30日出発・8月6日帰着の「宮古島・多良間島2島サファリ」を計画しましたが、台風9号接近で多良間島はクローズ、宮古島のみ4日間で計10本潜りました。
3年前（2008年）に同様の旅行を計画した際は、台風通過で宮古島で潜れず多良間島でのみ潜りました。
どうも2島サファリはやめろということのようです。旅行期間の3分の1が「南国台風体験」になってしまいました。おまけに「琉球の風」に吹かれて「琉球の風邪」をひいてしまい、更には台風の影響で1延泊し、8月7日に帰着したのでした。
筆者は1人の場合滅多にアルコールを口にしないので、観光ガイドの飲食店案内を見ると居酒屋ばかりで困ることが結構あります。先月（7月）の懇親会で本件の話をしたところ、串花のオーナーより定食がおいしいお店を教えて頂いたので、行ってみました。また、現地のダイビングガイド氏にも同様の相談をして、定食があるお店を紹介して頂きました。
以下は筆者の「グルメ紀行」じゃなくて「定食紀行」です。
1. おふくろ亭
まずは串花のオーナーに教えて頂いた「おふくろ亭」。場所は繁華街からちょっとだけはずれた、JAおきなわの近くです。繁華街近辺の宿からならば、徒歩で全く苦にならない距離です。
店に入ったら満席で20分ほど待ちました。かなりの人気のようです。
頼んだのは「うなかつ定食」。「とんかつ定食」、「うなぎ定食」がメニューにあるので、まさかうなぎにころも付けて揚げたのかなと思いました。でももしそうなら「うなぎのフライ」と書くのでは・・・と思いつつ、出てきたのは（少な目の）うなぎの蒲焼と、とんかつの二段重ねでした。限られた価格の中で両方とも楽しめるという、貧乏性（？）の筆者にとってはこの上なくありがたいメニューでした。
外国人向け旅行ガイドにも出ているのか、筆者が食事中にフランス人御一行様が入ってきました。
2. カリーバーsuma
次は、一部ガイドブックに載っている「suma」。下里大通り、ホテルオアシティ共和（旧：ペンションスター）から歩いてすぐ、ファミリーレストラン「joyfull」のはす向かいです。
メニューはカレーとピラフが中心ですがハンバーグもあるようです。
「島野菜たっぷりカレー」は上品な味のカレー。野菜は9種類入っています。単に野菜が9種類入っているのではなく、オーナーシェフによれば、野菜を予めソテーにしてあるとのこと。
あと、南の島に場違いとも思えるBGMがいいですね。筆者の好きなムードミュージックですが、「枯れ葉」も流れてきました。「枯れ葉」は宮古島では見たくても見ることが出来ません。
ゆっくり落ち着いて食事をするにはお勧めです。
3. 居酒屋「なみ吉」
最後は、ダイビングショップのガイド氏に教えて頂いた「なみ吉」です。
繁華街の西里大通りの中にあるので行った事がある方もおられるかも。現地のダイビング ガイド氏はとんかつ定食を時々食べるとの事なので、頼んでみました。
普通のとんかつ定食のように、とんかつ・キャベツ・味噌汁・ご飯かと思いきや、とんかつ・キャベツ・きゅうり（薄切り）・刺身少々・もずく酢・豆腐（少々）・味噌汁・漬物・ご飯でした。「おふくろ亭」のうなかつ定食と同じく、筆者にとってはありがたいメニューでした。
宮古島の飲食店で目立つことは、プロ野球のオリックスが宮古島キャンプを行うことから、オリックス選手の色紙が飾ってある店が多いことです。なみ吉も例外ではありません。こちらで「イチロー選手のはありますか？」と聞いたところ無いとの事。残念でした。
※番外編：もだんたいむ
今回宮古島で泊まったホテルは、市役所近くの宮古第一ホテルです。このホテルの1階に「もだんたいむ」という居酒屋があります。風雨が強く外へ出られないときはここで夕食をとりました。
試しに頼んだ親子丼が、ちょっとピリ辛の効いたおいしい親子丼でありました。しかも量の割に安いのでした！
＝ダイビングはどうだった？＝
宮古島で潜るのは1999年5月に次いで2度目でした。北よりの風が吹いていた日もあったため、北風時に潜る魔王の宮殿やアントニオガウディに12年ぶりで潜ったほか、伊良部島のWアーチなどに潜りました。なお、伊良部島はバッタが大発生したらしく、農作物を守るために駆除したそうで、そのためかダイビングポイント近辺にバッタの死骸が結構浮かんでいました。
ダイビング最終日の8月3日は既に波が高くボートダイビングが出来なかったため、宮古島で初のビーチダイビングを行いました。場所は来間島の来間漁港です。
ここは講習や体験ダイビングポイントとしても使うようです。台風が近づくと沖から避難してくる魚たちがいるそうで、見所が増えるそうです。
この日はニシキテグリ、ギンガハゼ、トウアカクマノミ、サザナミフグ、ネッタイミノカサゴ、セミホウボウ、コブシメの他、カメやカスミアジを見ることが出来ました。
ｂｙ ORICHAN