CP+2021を覗いてみました。
昨年は中止になったカメラ・映像ショー「CP+」ですが、今年はオンラインで開催されました。開催最終日の2月28日(日)に公式サイトを覗いてみました。
1.特設サイトは約20社
特設サイトを設けられるのは、ある程度以上の規模の企業に限られると思います。このためか、特設サイトを設けたのは約20社で、誰でも知っている企業が多くありました。
展示場開催の場合は、スタートアップ企業かなと思う会社が小さなブースで出展していますが、今回はそうはいかなかったようです。
一部の出展者は、製品の「お試し・期限付きダウンロード」を提供していました。筆者はチェコ・Zoner社の画像処理ソフト「Photo Studio X」の60日限定版をダウンロードしてみました。
2.ライブ配信の自由度・参加の自由度
通常であれば展示場の各ブース内で行われる、新製品紹介等の催事がオンライン配信の形で行われましたが、これが夕食の時間及びそれ以後にかかる時間にも設定されたものがありました。
場所と時間を選ばない、オンラインの特徴が出た形と思います。
ライブ配信の視聴に拘らなければ、期間中の自分の好きな時間に好きな部分だけ参加可能なので、臨場感はないですが、これはこれで助かりました。筆者は現在家事都合上「休日の終日外出」が難しい状況ですが、このような状況でも「特設サイト巡り」は何とかできました。
3.参加人数はどうだったのか?
公式発表で総計50,150人でした。前回開催の2019年は69,615人だったので、前回比では30%近く減っています。「ライブ映像は後でアーカイブで見ればいいや」という人もいるはずなので、このようになるのでしょうか。
念のため、2010年(初回)からの来場者数を見てみると、2010年が41,033人、2011年が49,368人なので、これより多いのには少々びっくりです。2012年は一気に増えて65,120人になり、これ以降、大雪で一般公開日のうち1日が中止になった2014年の42,203人を除くと、2019年まで6万人台です。
来年は、2月24日(木)から27日(日)まで、パシフィコ横浜での開催とオンライン開催の複合形態で開催される予定です。「やっぱり会場で○○を撮りたいんだよな~」という人もいると思うことと(”○○”は各位の想像にお任せします)小さなブースでよいのでとにかく実物展示したいという会社も多数あると思うので、このような形が考えられるのだろうと思います。
来年も、またレポートしたいと思います。
文責:折原 俊哉(恵比寿潜酔会・懇親会系幹事)
記事引用元:デジカメWatch(https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1309243.html 他)