マリンダイビングフェア2020に行ってきました。
8月23日に、今年のマリンダイビングフェアに行ってきました。今年は2度の延期を行い、新型肺炎感染防止のため事前登録制になりました。普段なら池袋駅から歩きますが、今年は繁華街を歩くのを避けるため、東池袋駅から連絡通路を歩きました。以下に簡単に報告します。
1.混雑を避けて!
会場には9時40分に到着。その時点で入場待ちは30人くらい。入場開始時間の10時で60人か70人くらいでした。入場時はもちろん体温計測です!
2.ワンフロアのみで寂しい・・・
通常、この催事は2フロア使いますが、今年は1フロアのみ。しかも、事情が事情で出展者も少なく、入場も登録制なので、歩き回るのがラクラクでした。ざっと会場一回りに要した時間は約40分!
今年は、地球の海フォトコンは専用会場がなく、上位入賞者の作品展示のみでした。8月22日に行った他の会員によれば、「フォトコンでも知った名前が見当たらず寂しかった」とのこと。展示の絶対数が少ないのだからそうなっちゃいますね。
各ブースで配っているツアーパンフも、内容が来年秋以降の開催予定であったり、大まかな価格が出ているだけで、日付の記載がないなど、情勢を反映した作りです。新型肺炎感染状況が好転しなければ、これも実現せず終わってしまいます。
3.いよいよプロユースの水中ドローン登場か!
約1年半前時点では「プロユースに応えられる水中ドローンはまだない」との取り扱い商社弁でした。今年はどうなったかなと思い、SEKIDOのブースで聞いたところ、「これなら耐えられるかなというのが出てきてましたよ!」と、説明を受けたのが、写真のCHASING m2とFIFISH V6です。(製造元は中国・深圳のベンチャー企業みたいです。)
CHASING m2は「プロ向けの軽工業用」とのことで、主要諸元を見ると、最大深度100m、最大速度3ノット、カメラのセンサーはソニー製を搭載です。画像素子は1/2.3インチの1200万画素で4K動画撮影可能なので、これだけを見るとコンパクトデジカメ用の光学系とほぼ同じように見えますが、レンズの絞り値がF1.8なのですこし違うのかな。
FIFISH V6もソニー製センサー搭載ですが、レンズの絞り値はF2.5なので、より一般的仕様でしょうか。こちらも最大深度100m、最大速度3ノットです。なお、8月24日夜にNHKで放映された「美ら海ドローン大航海」の中で、FIFISH V6の使用風景と撮影した映像が出てきていました。
両機ともお値段は30万円くらいだそうなので、チョット凝った映像を撮りたい人にだんだん手の届く価格に近づいてきた感じです。
4.珍しくステージプログラムに参加
いつもなら、ステージプログラムに参加せず、ひたすらブース巡りをするところですが、ブース巡りは短時間で済ませたので、今年は久方ぶりにステージプログラムに参加しました。いつもならギュウギュウ詰めの座席も、今年は密集回避で席数制限でした。
参加したのは”もっと楽しいフィリピン!「現地ガイドによる最新情報」”です。ダイビングショップやリゾートの現状紹介とプロモーション映像放映の後で抽選会付き!いつもの自分らしく抽選はカスリもしませんでしたが、参加者全に配られた「参加賞」にびっくり。調味料、チョコレートに加え、マンゴジュースとサンミゲルが付いていました。このうち、マンゴジュースは帰宅後早速頂いたのでした。
5.アンケートも「無接触」「密集回避」
通常であれば、入場時にプログラムとアンケート用紙を貰い、出場時にアンケート用紙に記入し出口近くにある回収箱に入れていきますが、今年はプログラムの配布無、アンケートはQRコードを読み取ってオンライン回答です。接触・密集回避の策ですが、来年以降も継続されるような気がします。
次回ですが、現状では例年と同じ時期、2021年4月2日(金)~4日(日)の開催予定です。会場は同じくサンシャインシティ文化会館で2フロア使用の予定(マリンダイビング誌の後藤編集長弁)です。
この他、今年は新たな試みとして「マリンダイビングフェア2020 Online」も開催しております。こちらは、12月25日まで開催しています。(https://marinedivingfair.com/online/entry.html)
以上、報告でした。
文責:折原 俊哉(恵比寿潜酔会・懇親会系幹事)